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皆藤 威二
no journal, ,
ODSフェライト鋼は、フェライト系耐熱鋼(0.13C-9Cr-2W-0.2Ti)に熱的に安定な酸化物(YO)を均一に分散させた材料であり、600Cを超える高温でも優れた組織安定性と強度を有する。従来のフェライト系耐熱鋼に比べ、高温・長時間環境下でも優れた強度特性を有し、疲労特性にも優れる。また、フェライト鋼であることから、放射線による照射損傷抵抗性に優れる。
泉 正憲; 香田 有哉
no journal, ,
本システムは施設等の解体撤去工事に係る解体撤去物の運搬や仮置きの状況を拡張現実感技術を使用して視覚的にシミュレーションし、作業計画や作業要領の立案・検討を支援するものであり、解体撤去物の運搬や仮置きのイメージを視覚的に検討することが可能であるとともに、狭隘部における運搬に際し、その環境下での干渉状況を把握することが可能である。
安達 基泰
no journal, ,
放射光施設の整備によって、X線を使ってタンパク質の立体構造を明らかにすることが汎用となった。しかしながら、X線ではタンパク質の中で重要な役割を担う水素原子の観測は困難である。中性子を利用すると水素原子の観測も実現できる。本発表においては、タンパク質の化学反応を触媒する機能、抗体などの高度な分子認識機能、自己組織化する分子集合能等の利用価値の高い特徴に着目し、それらの特徴を精密分子設計により活かすことを目的とした中性子結晶構造解析技術を紹介する。
大山 智子; 木村 敦; 長澤 尚胤; 田口 光正
no journal, ,
医療・バイオデバイス開発では、生体適合材料を精密に微細加工し、さらに細胞接着性等の機能を制御する技術が求められている。本研究では、生体適合性の高いタンパク質を用いた機能性足場を開発するため、豚由来のゼラチンを純水に溶解し、10-100kGyの電子線もしくは線照射し、細胞培養温度でも溶解しない放射線架橋ゼラチンハイドロゲルを作製した。ゲルの固さは線量により10-250kPaの範囲で制御することができることを明らかにした。さらに、ナノインプリント技術の利用によりゲル表面に5mの凹凸を付与する微細加工技術の開発に成功した。また、ヒト由来のHela細胞を用いて、固さと表面形状を制御した機能性足場材料としてのゲルへの細胞接着性試験を行い、細胞の形状が表面形状に影響を受けることを明らかにした。
鈴木 裕士
no journal, ,
中性子回折法は、中性子線の優れた透過能を生かすことで、数センチメートルオーダーの材料深部の応力・ひずみを非破壊で測定できる唯一の測定技術として知られている。また、回折プロファイルの変化を解析することにより、ミクロひずみや集合組織、転位密度等のミクロ組織因子を定量的に評価することが可能である。本講演では、中性子回折法による非破壊応力測定技術を紹介するとともに、これまでの応用事例について紹介する。
原賀 智子
no journal, ,
本発表は、産学連携に関心のある企業関係者や大学関係者を対象として開催される説明会において、原子力機構の研究成果として特許申請済みのキャピラリー電気泳動法を用いた分析技術および試薬の精製技術について紹介するものである。本件では、金属イオンを超高感度に分析するための蛍光性試薬を開発し、溶液試料中のウランの分析に適用した結果、従来の吸光検出による手法と比較して、10万倍以上の高感度な分析技術の開発に成功した。また、泳動条件を最適化することによって、分析に必要な試薬の不純物を除去し、99%以上の高純度化に成功した。本技術は、環境試料や廃棄物試料の金属イオンの高感度分析法としての利用、環境分野での貴重な試料の精製や医学分野での微少量の生体試料の精製などへの利用が期待される。
藤 暢輔
no journal, ,
非破壊分析は試料がそのまま再利用でき、余計な手間がかからない等の利点があるものの、複雑な構成元素を持つ試料の場合には分析できないことも多かった。J-PARCで得られる大強度中性子ビームを用いることによって、従来法に比べて飛躍的に峻別性能が向上した非破壊元素分析法を開発した。新しく開発した分析法では、2つの手法を同時に行うことによってそれらを融合し、融合による相乗効果によって分解能が大きく向上した。そのため、分析精度が向上した他、従来法では分析不可能であった試料でも分析可能となった。本手法の特長を従来法との比較や具体的な測定例によって解説するとともに、本手法の開発を行ってきた中性子核反応測定装置(ANNRI)を紹介する。
大高 雅彦
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本報告では医療のX線検査装置に応用可能な特許を紹介する。考案した画像処理法および新概念検出器を組み合わせると数回の限られたX線透過撮影で被検体内部の3次元情報が得られる。これを可能とする新概念検出器は、従来のX線検査用検出器では得られなかったエネルギー情報が計測可能であると共にシンプルな構造により装置への高い実装可能性を有している。
西田 明美
no journal, ,
地震リスク評価は、原子力施設の継続的安全性向上評価における重要技術の一つである。今般、原子力施設における地震リスクを定量的に評価するコードSECOM2-DQFM-Uを開発した。本コードは、地震動の発生頻度と構造物の損傷可能性の情報を用いて、安全設備の多重故障による事故シーケンスの発生頻度を計算可能である。また、本技術は一般施設へも適用可能である。本説明会は産学連携のための新技術の紹介の場であることから、今回の説明会において広く一般にその成果を紹介する。
山口 智彦
no journal, ,
微小欠陥の検出を目的に開発したマルチコイル型渦電流探傷センサの一般産業分野への活用のために新技術説明会で広くアピールする。